ハーレー汎用情報

ハーレーの知っておきたい汎用情報をお届けします

ハイオクガソリン搭載のハーレーで燃費良くツーリングするには?

ツーリング

ハーレーはハイオクガソリンを燃料にして走るバイクです。ハイオクはオクタン価が高いためノッキングが起こりにくく、ハイスピードでも安定して走りやすくなっています。レギュラーと比べるとハイオクの方が値段が高い点には注意が必要ですが、運転時にちょっとした工夫をしたり、バイクのパーツの状態をきちんと見ておくことで、燃費良くハーレーを乗りこなしやすくなります。

1つ目のコツは、バイクを加速させる時や発進させる時にいきなりアクセルを全開にせず、少しずつ速度を上げていくことです。急な加速や発進はガソリンの消費も多くなり、バイクのパーツにも負担がかかるため、緊急時以外は避けるように気を付けましょう。アクセルワークが良ければ、安全に運転しやすくなりますし、燃費も良くなりやすいです。長くハーレーと付き合いっていきたいなら、丁寧なアクセルワークを心がけましょう。

2つ目のコツとしては、急ブレーキや急な減速を避けることが大切です。運転時に周りを良く見て、適切な停止や減速を行うことで、燃費にも良い影響を与えることができます。ほかの車や歩行者の動きなどにも注意しながらブレーキングすることで、急な加速や急発進の回数も減らすことが可能となり、ガソリンの消費も少なくすませやすいです。

3つ目のコツとして挙げられるのは、バイクのメンテナンスをしっかりと行うことです。例えばタイヤの空気圧が低くなっていると、地面と接する面積が多くなり、バイクにかかる抵抗も増えることになります。これを放置すると燃費が悪くなるほか、摩擦も強まってタイヤがすり減りやすくなってしまうため、きちんとタイヤに空気を入れておくようにしましょう。

ほかに、ブレーキの部品やチェーン、エアフィルターなどのパーツが劣化していないかチェックすることも、燃費を良くするためのコツとなります。ブレーキの部品が劣化するとほかのパーツも正常に動作しなくなり、燃費も悪くなりやすいです。また、チェーンが緩くなると別のパーツとぶつかりあって摩擦が起きやすくなり、フリクションロスの原因にもなり得ます。どちらも定期的に状態を調べて、劣化が酷い場合は新品に交換するようにしましょう。

さらに、エアフィルターの汚れも忘れずに調べておきたいポイントです。エアフィルターにゴミがたまるとエンジンに空気が届きにくくなり、ハーレーが持つ本来のパワーも発揮しにくくなります。日頃からこまめに汚れを取り除くのがおすすめですが、何年も使用している場合は新しいものに交換すると良いでしょう。丁寧なアクセルワークとブレーキング、そして定期的なメンテナンスを忘れないことで、ハーレーも燃費良く乗ることが可能です。3つのコツに注意しつつ、ツーリングを安全に楽しみましょう。