ハーレーの重低音マフラー「バンス&ハインズ」の特徴とは?
ハーレーはマフラーから出る重低音が魅力の一つです。日本でも人気のマフラーは「バンス&ハインズ」のマフラーになります。バンス&ハインズとは、1979年にアメリカで設立されたエキゾーストメーカーです。アメリカで最大のメーカーとして、レース用のマフラーやエンジンなどを手がけています。高品質な製品を手がけているメーカーとして、多くのファンから信頼を得ているのが特徴です。またレーシングチームとしても活躍しています。バンス&ハインズのマフラーは、重低音として有名です。なぜそのような重低音が鳴るのかというと、バンス&ハインズのマフラーは素材の厚さが他のマフラーとは異なります。
マフラーに使用する素材はスチールですが、そのスチールが厚いため低い音を鳴らすことが可能です。バンス&ハインズのマフラーは、スチールだけでなくヒートガードとメッキも厚く設計されています。徹底的に分厚くしているため、余計な音が混じらずに低い音だけが出るのがポイントです。マフラーの素材が薄いと、アクセルを開けた際などに高い音が出ることがあります。また薄いと耳障りな異音が混じることもあるため、しっかりとしたマフラーの厚みが必要です。バンス&ハインズのマフラーを選ぶ際には、長さにも注目しましょう。長いほうが重低音が出て、短くなると爆発するようなバリバリといった音になるため好みで選びましょう。
エキゾーストパイプ、通称エキパイの径は太い物が重低音になります。同じ長さや厚さであっても、マフラー自体の素材によって音が変わってきますので注意してください。スチールと比較してステンレスやチタンを使用したマフラーは、低音は低音ですが重低音とまではいきません。レーシーで乾いたようなドライな音になります。体に響くような重低音は得られにくいのが特徴です。重低音はハーレーの代名詞でもありますので、他のバイカーに「さすがハーレー」と言われるような美しい低音が出せる重低音マフラーを選びましょう。